社長のメッセージ

分はなんのために生きるか?」
この問いは、人が生きる上で最大のテーマです。
教育とは、この問いを形にし、実現するための手助けをすることです。

明治時代に日本に持ち込まれた「education」という言葉を翻訳するにあたり、福沢諭吉と初代文部大臣の森有礼との間で論争が起きた話があります。
本来、「導く・引き出す」という意味のeducationは、当時の社会情勢を鑑みて、「教える・育てる」という意味に訳されました。

教育は時代に合わせて、形を変えていく必要があります。
昨今、AIの進化は目覚ましく、人間の存在意義が問われる時代となりました。
AIは物事を最適化し、正解を教えてくれますが、自分がどうしたいのかは教えてくれません。
教育の本質は、自ら考え決断し、自らの才能に気づくことをサポートすることです。
そしてその結果、「自らの想いで生きる」ことが、人間の存在意義であると私たちは考えます。

子どもは、20年後の未来を作ると言われます。
子どもが自らの想いで生きるには、知識だけでなく、想像力や感受性が大切です。
そしてなによりも、家族の愛が必要です。

すべての人が才能をひらき、自らの理想に向かって挑戦する。
そのために、「知性」「心」「体験」を繋げる本質的教育を社会に広めることが、私たちアイルビーワムの使命です。

代表取締役社長 田中淳吾